大阪の食文化と人間ドラマを描いた漫画『ナニワめし暮らし』の作者であるはたのさとしさん(@hatanosatoshi)。たちのぼる湯気や香りを感じるような、緻密な描写が特徴だ。
漫画『味わいの京』は京都を舞台に、新人編集者である小園ひよりの目を通してグルメや文化、そして彼女の成長を描く作品。
今回は、四季折々の風景が楽しめる「鴨川デルタ」について。手作りのおにぎりやお酒と相性抜群の漬物、連日大行列の豆餅など周辺にはおいしいものが多く、また隠れた桜の名所もあることから、知る人ぞ知るお花見スポットとしても人気を博す。




誰もを優しく受け止める、懐の深い鴨川デルタ






清らかで豊かな川の流れ。大きく開けた空。北には下鴨神社の糺の森、東には東山連峰と豊かな緑に囲まれた鴨川デルタ。京都の山紫水明を間近に感じられるのに、京阪の出町柳駅からも、出町商店街からも歩いてすぐ。街のそばにこんなに気持ちのいい場所があるなんて、稀有な存在と言えるだろう。歩いたり、座ったり、語らったり、お弁当を食べたり、思い思いの過ごし方ができるのも鴨川デルタの魅力かもしれない。