ウォーカープラス

2025年11月14日より全国公開された『KILL 超覚醒』は、ノンストップで疾走する寝台列車の中で、凶悪強盗団と特殊部隊員の男が死闘を繰り広げる姿を描いたインド製のバイオレンスアクション。公開前に試写で観た本作の感想を紹介(以下、ネタバレを含みます)。


ハリウッド・リメイクも決定しているバイオレンスアクション映画『KILL 超覚醒』


【ストーリー】


対テロ特殊部隊の若き隊員アムリト(ラクシャ)が、演習先で恋人トゥリカ(ターニャ・マニクタラ)からのメッセージを受信する。トゥリカの父親である大物実業家タークル(ハーシュ・チャヤ)が、強引に彼女の見合い相手を決めてしまい、明日その婚約式が行われるというのだ。


アムリトは身分違いのトゥリカとの交際を秘密にしてきたが、二人は心から愛し合っている。部隊の同僚で親友のヴィレシュ(アビシェク・チョーハン)を伴い、トゥリカのもとに向かったアムリトは、ラーンチー発ニューデリー行きの特急寝台列車の車内で、彼女に指輪を捧げてプロポーズするのだった。


ところがその夜、列車内に密かにまぎれ込んでいた武装強盗団が動き出す。ファニ(ラガヴ・ジュヤル)をリーダーとする総勢40人の一族が、刀を振りかざして乗客たちを襲い始めたのだ。


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