
イルミネーションが輝くデートシーズンだが、現実はそう甘くない。港区カンナ(@mina_kan_chan)さんの漫画「東京モブストーリー ヒロインになれない私たち」は、それぞれの“こじらせ恋愛”を抱える25歳の女子4人を描いた群像劇。そのリアルな恋愛あるあるに注目が集まった作品だ。
今回取り上げるのは、4歳年上の彼氏・ハルトと付き合う25歳のみなみの1エピソード。作者の港区カンナさんが語る作品の舞台裏とともに紹介する。
「好きなだけ頼んで」の結末は…?彼氏との金銭感覚のズレにモヤモヤ
みなみは思春期に恋愛に醒めていた分、大人になって“痛い恋愛”を繰り返している女性。友人から「その男はやめとけ」と言われるような相手と付き合いがちだった。

その時の恋人・ハルトも、普段は“いい人”でも、お金の話になるとギャップが生まれがち。半同棲状態でみなみの家に入り浸るハルトに「光熱費を入れてほしい」と切り出しても「がめつくない?」と突き放したりと、自分のお金を払いたがらない節があったのだ。