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師走に入り、なにかとバタバタするこの季節。気づいたら年末に!?なんてケースが毎年恒例な人も多いはず。今回は年末にかけて行うべき年賀状とお歳暮の正しいマナーを紹介。教えてくれたのは「NPO法人 日本サービスマナー協会」(東京都中央区)で講師を務め、日経クロスウーマンアンバサダーとしても活躍中の大浪千穂さん。相手に失礼を与えないように、正確なマナーをしっかりチェックしておこう。


知っておきたい年末年始のマナーとしきたりとは? (C)グレーチャート/PIXTA


つい忘れがちな年賀状のマナーとは?


自分の近況を知らせたり、お世話になった方へ感謝の気持ちを伝える年賀状。年賀状を書く際の注意点とは?


「年賀状は、新たな1年を祝う挨拶状であるため、別れや不幸を連想させる『忌み言葉』と呼ばれる言葉は使わないように。代表的な例は『去年』。『去』は『去る』を意味するので、『昨年』や『旧年』と書きましょう。そのほか、終わりやマイナスなイメージを連想させる、終・逝・倒・滅・別・壊・離・失・無・悪・嫌・負・薄・消・敗・飽・弱・切、は使用しないように注意が必要。また、年賀状では、句読点は使ってはいけません。『、』『。』は区切り、終わりを意味するので、年賀状というお祝い事の文章の中では避ける習慣があります」


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