舞台『刀剣乱舞』(山姥切長義役)など、人気作品に多数出演する俳優・梅津瑞樹さん。そんな梅津さんが作・演出・プロデュース・出演を務める演劇ユニット「言式」の世界観を堪能できる書籍『言式 戯曲集』が発売された。これを記念して、ウォーカープラスでは梅津さんにインタビューを実施。「言式」の今後の方針や、ユニットのパートナーである俳優・橋本祥平さんへの思いなどをうかがった。

戯曲を読むことで演劇がさらに楽しくなる
――『言式 戯曲集』の書籍化にいたったきっかけを教えてください。元から戯曲集として出版される構想はあったのでしょうか?
【梅津瑞樹】台本を書いているときは、もちろんそんな発想はなくて。公演が終わったあと、「こうして台本が溜まっていったら、いずれは戯曲集みたいなものも作れるかもしれないな」と、ぼんやり考えたりはしましたが、こうしてちゃんと形になったものを前にすると、すごくうれしいといいますか。一歩前に進めたな…という感覚です。
――戯曲として文字に残すことで、上演とはまた違った形で“ファンに伝えたいメッセージ”などはありますか?
【梅津瑞樹】そもそも戯曲自体が、演劇をやるうえでの設計図のようなものなので。それを読んで、僕たち役者が声だったり、肉体を用いて、その戯曲に書かれているものを表現するという意味では、そこは不可分といいますか。作品としては、劇場であったり、映像コンテンツで観ていただいたものが100%の状態であって、戯曲はあくまでもその内部、設計図を見ていただく…といった感覚ですね。