
残業は月に100時間超。モニターを何時間も見つめ続け、気づけば終電すらない生活が続いていた。それでも「この就職難で、1年もたたずに辞めるのはどうなのか」と自分に言い聞かせ、限界を超えた日々をやり過ごしていた。ヤチナツ(@11yc4)さんが描く『20時からの報告会』の中で描かれた「ボロボロの自分って全然可愛くない」は、そんな働く女性の現実をまっすぐ切り取った一編である。
気づけばブラック企業で疲弊…仕事に追われるほど人は弱くなる



「それ終わったら次はこれ」「修正も入ってるから対応して」。先輩から飛んでくる指示は止まらず、気づけばこはるはブラック企業の真ん中に立たされていた。頑張っても終わらない仕事、削られていく睡眠時間。頭の中には「辞めたい」という言葉だけがぐるぐると回り続けていた——。