ウォーカープラス

弁当の個数確認だけでなく具材の好みのやりとりなどもするようになった二人。 画像提供:コマkoma(@watagashi4)


日々のルーティンの中で、「ご飯」だけが楽しみだという人も多い。ひとり暮らしで料理をしない田嶋にとって、個人経営のスーパーで売られている手作り弁当は、毎日を乗り切るためのささやかな支えだった。中でも忘れられなかったのが、惣菜部の手作りコロッケ。その味にすっかり心を掴まれた田嶋と、弁当を作る惣菜部のあかり。顔も名前も知らないまま、電話だけでつながる距離感が「尊い」「続きが見たい」と話題を呼んだのが、コマkomaさん(@watagashi4)の漫画「家族経営のスーパーの女の子と近くの工事現場のお兄ちゃんの話」だ。


人を惹きつけてしまう“無自覚人タラシ”の魅力


スーパーひまわりの弁当は2つ食べてしまうくらい好み 画像提供:コマkoma(@watagashi4)


「ここの食べたら他の弁当を食べられなくなる」と同僚に話すとみんなも食べたいと弁当担当になる 画像提供:コマkoma(@watagashi4)


毎日決まった数しか作っていないお弁当が売り切れるようになり、大量の個数は別注することになる 画像提供:コマkoma(@watagashi4)


コマkomaさんが描く主人公は、意図せず人を惹きつけてしまう不思議な魅力を持っている。体つきがよく、一見すると近寄りがたいが、実は温厚で優しい。思ったことを素直に口にするが、口から出るのは人を和ませる言葉ばかりだ。そんな“人タラシ体質”は、清掃員の恋を描いた別作品でも読者の心を掴み、大きな反響を呼んできた。


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