ウォーカープラス

今や日本の国民食として愛されるラーメン。関東圏だけでも数多くのお店が点在し、それぞれの個性やこだわりを詰め込んだラーメンを提供している。


多種多様なラーメン店の中から、特におすすめの店舗を都営大江戸線から5軒厳選して紹介する。ラーメンブームの火付け役「麺屋武蔵」の本店や、六本木のシメの定番で知られる老舗、海外進出も果たした油そばの有名店など注目店が放つ絶品麺を実食取材!


【上野御徒町】熊本ラーメンの代表格!老舗が放つ豚・鶏&マー油スープと特製“太肉”のご当地麺「桂花ラーメン 御徒町店」


豚骨文化で知られる九州。福岡発祥の博多ラーメンが有名だが、そのお隣、熊本には「熊本ラーメン」なる独自の一杯が存在し、名店がひしめく“豚骨王国”であることをご存知だろうか。


その特徴は豚骨スープにニンニクベースの「マー油」と呼ばれる特製調味料を加えたもの。一般的な豚骨とは異なる独自の「熊本ラーメン」は地元民には“いつもの味”、県外の人たちにとっては新鮮な旨さを体感させてくれる。そんな「熊本ラーメン」の代表格として知られるのが「桂花(けいか)ラーメン」だ。


御徒町駅高架下「ラーメン横丁」内。土地柄に合わせ、酒とおつまみメニューも充実


1955年(昭和30年)、熊本県熊本市で創業し、2026年で71周年を迎える老舗。今回はその最新店として2025年8月にオープンした「御徒町店」へ足を運び、人気の「太肉麺(ターローメン)」や同店だけの特別メニューを実食。


【写真】「太肉麺(ターローメン)」(1350円)。生キャベツなどの具材が入る一杯には、ミネラルをはじめとする五大栄養素が含まれる


「太肉麺」は1968年(昭和43年)、同店が初の東京進出を記念して考案したオリジナル。今では熊本の各店舗でも評判高い逆輸入的なメニューとなっている。


存在感のある「太肉(ターロー)」は豚バラの角煮のこと。砂糖不使用で野菜、肉の脂からくる自然な甘みが特徴だ。醤油とニンニクがふわっと香り、柔らかく仕上げられた一品でスープともよく合う。「熊本ラーメン」では定番の中太ストレート麺は小麦の風味や喉越しのよさが抜群だ。


店長の黄(コウ)さん。ラーメンには塩ダレを合わせて、あっさりかつ動物系のスープの旨味を重視


ラーメンのベースとなるスープは当日仕込む取り切り。フレッシュで嫌な濃さのない洗練された旨さが出ている


スープは豚頭、鶏ガラを高火力の圧力釜で炊き上げたもの。動物系のコクを出した一品で、そこへ特製の「マー油」でマイルドに、そしてコクをさらにアップさせるのがポイント。


「五香肉麺(ウーシャンローメン)」(1380円)


ガッツリ派におすすめなのが「五香肉麺」。豚肩ロースを甘口の熊本醤油などで味付けし、カリッと仕上げた「五香肉(ウーシャンロー)」がのり、食べ応え満点。


「ちょい飲みセット」(ビール+おつまみ3品1200円)、「拳骨唐揚げ」(3個690円)。酒飲み好みのちょうどいい濃い味!


仕事終わりの一杯でシメの麺まで楽しめる。酒場利用にもおすすめしたい


酒場がひしめく上野御徒町エリアの土地柄に合わせ、「御徒町店」限定で豊富なおつまみメニューを用意。「ちょい飲みセット」は2025年12月に登場した新メニューで、お酒にちょい辛な「おつまみ叉焼」など3品がセットとなっている。鶏モモ肉を二度揚げでサクサクに仕上げた「拳骨唐揚げ」は1個230円、3個入りだと生キャベツが付いてお得!


■桂花ラーメン 御徒町店


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