2023年本屋大賞を受賞した凪良ゆうさんの恋愛小説『汝、星のごとく』が、2026年秋に実写映画化される。主演を務めるのは横浜流星さんと広瀬すずさん。監督は『正体』『余命10年』の藤井道人さんが手がける。
横浜流星の熱意から生まれた映画

本作の始まりは、横浜流星さんの強い想いだった。コロナ禍にふと手に取った小説が、凪良ゆうさんの『流浪の月』。繊細な心情描写と美しさ、残酷さが同居する世界観に心をつかまれ、映画化にも携わることとなった。その後も一読者として凪良作品を楽しむ中で出合ったのが『汝、星のごとく』だった。
「読んだ瞬間、瀬戸内海のきれいな景色の中に、自分が櫂として生きたいと思いました」
僭越ながらと前置きしつつ、凪良さんと藤井監督に長文で想いを伝えたという横浜さん。その熱意は快く受け止められ、映画化への道が開けた。
「この作品を映画にするなら、人物や世界観をさらに魅力的にさせる藤井監督しかいない。『流浪の月』でご一緒したすずちゃんが暁海として生きてくれる。奇跡の連続が起き、撮影が始まる前から感無量でした」