
「雪に凍える者を殺す存在」と言い放ち、口外すれば命を奪うと告げる冷酷な雪女。だが、恋をしたことがきっかけで、なんともじれったい存在になってしまい……?
「31番目のユーリ」(「WEBコミックガンマ」)を連載中の漫画家のくりきまる( @kurikimaru)さん。くりきまるさんが個人創作漫画としてSNSに投稿した「掟に苦しむ雪女」に、X(旧:Twitter)上で1.4万件を超える「いいね」とともに、読者から「もどかしすぎ」「このにぶちん!」と、じれったいラブコメ展開にやきもきする声が多く寄せられている。作品のあらすじとともに、作者のくりきまるさんに同作の制作背景を訊いた。
見ただけで心情がわかるように心掛けた



本作「掟に苦しむ雪女」は、多くの反響を集めた話題作だ。「雪女」を題材に選んだきっかけや物語の発端について、作者のくりきまるさんは「雪女の話ではすんなり夫婦になっていますが、その過程でどんなことがあったのかを想像しました」と明かす。昔話「雪女」では描かれなかった空白に目を向け、その裏側を掘り下げる発想こそが、本作の核となっているのだ。