2026年1月16日より全国公開された『モディリアーニ!』は、パリを舞台に芸術家アメデオ・モディリアーニの人生を変えた激動の3日間を描いた作品。公開前に試写で観た本作の感想を紹介(以下、ネタバレを含みます)。

【ストーリー】
物語の舞台は戦争で荒廃した1916年のパリ。友人たちからモディと呼ばれるボヘミアン芸術家アメデオ・モディリアーニ(リッカルド・スカマルチョ)は、警察からの逃亡中、芸術家を辞めてパリを出たいと考えていた。
ところが、芸術仲間のモーリス・ユトリロ(ブリュノ・グエリ)、シャイム・スーティン(ライアン・マクパーランド)、そしてモディリアーニのミューズ的存在のベアトリス・ヘイスティングス(アントニア・デスプラ)が彼を引き止める。
モディは、友人であり画商のレオポルド・ズボロフスキ(スティーヴン・グレアム)に助言を求めるが、彼の心は混乱するばかり。
やがて彼の人生を変えるアメリカ人のコレクター、モーリス・ガンナット(アル・パチーノ)と出会うのだった。

アル・パチーノが長年温めていた企画をジョニー・デップが映画化!
ジョニー・デップにとって、『ブレイブ』(1997年)以来約30年ぶりの監督作となった本作。きっかけは、なんと長年の友人アル・パチーノのからの提案だったという。1997年に『フェイク』で共演した当時は、モディリアーニをテーマにした映画をアル・パチーノが監督するつもりで、ジョニーには主役を任せたいと考えていたそう。そこから時を経て20年後の2017年、デップとパチーノの間で再びアメデオ・モディリアーニの話が再浮上し、この企画が実現した。