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神奈川県横浜市に本社を持つ老舗書店・有隣堂の個性的な経営が好調だ。2024年9月から2025年8月の決算では、売上高544億9300万円、前年比4.6%増となっており、2年連続の増収増益を記録した。そんな有隣堂だが、実は2024年9月に、大阪初となる店舗をオープンしている。場所はうめきたのグラングリーン大阪北館。近隣にはすでに紀伊国屋書店、蔦屋書店があるにもかかわらず、梅田の一等地に乗り込んできたのだ。果たして勝算はあるのだろうか?関西在住の筆者が現地を取材した。


大阪初出店となる有隣堂


人気Youtubeチャンネル「有隣堂しか知らない世界」


まず、有隣堂の「個性的な経営」についてもう少し詳しく紹介したい。1つはYoutubeアカウントを持っていることが挙げられる。チャンネル名は「有隣堂しか知らない世界」で、登録者数は2026年2月末の時点で50万人超。ミミズクのぬいぐるみR.B.ブッコローをMCに、毎回異なるゲストを招いて、書籍や関連グッズをテーマにトークを繰り広げる。ゲストは有隣堂スタッフの場合もあれば、お笑い芸人で芥川賞作家・又吉直樹さん、漫画『闇金ウシジマくん』の作者・真鍋昌平さんなど、大物が出演することもある。つい先日も、Youtube生配信中に4000冊の図鑑を完売させるなど、チャンネルは盛況ぶりを見せている。


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