新生活を迎える新社会人にとって、ビジネスマナーは最初に突き当たる壁とも言える。社会人にとって、敬語は単なる言葉遣いではなく、相手との信頼関係を築くための大切なスキルだ。しかし、これまで日常で使ってきた言葉が、ビジネスの場ではかえって不自然に聞こえたり、「二重敬語」などの落とし穴にはまったりすることも少なくない。そこで今回は、敬語の基礎知識、ついつい使ってしまう間違った敬語表現などを紹介する。

ビジネスシーンのコミュニケーションには欠かせない敬語のイロハ
相手を敬い、尊重する気持ちを表すための敬語には、尊敬語や謙譲語などいくつかの種類がある。内容や相手に応じて適切に使い分けるためには、敬語の種類それぞれを学ぶところから始めよう。
尊敬語は、相手への敬意を示すために用いられる。特にビジネスシーンにおいては、上司や先輩、目上の人、取引先の相手などに対して使用される。また、公的な場や初対面の場合にも、相手に対して尊敬語を使うことが一般的だ。尊敬語の主語は相手となり、代表的な言い回しには「動詞+れる、られる」「お+動詞+なる」「お+動詞+になる」などがある。