
子供に無関心な父親と「臭い」「ゴミだと思った」など毒しか発しない祖母に育てられた主人公が、自分のために家族と決別するまでを描く漫画家 小野寺こころ( @onoderaKOKORO8)さんの「だんしゃり」に、7万いいねと1.2万リツイートがついている。今回は、本作を描いた背景など、制作への思いを小野寺こころさんにインタビューした。
大切なものを「がらくた」と呼ばれ続けた日々と少女が選んだ道



祖母と父親との三人暮らしのなかで育った少女・しょうこ。祖母からかけられるのは、「部屋が臭い」「体が匂う」といった否定の言葉ばかりだった。部屋にあるものは、しょうこにとって大切なものばかりだ。それでも祖母から「いらないもの」と言われるたび、心は少しずつ傷ついていく。
作者の小野寺さんが漫画を描き始めたのは高校時代。高校1年生で初めて原稿を完成させ、高校2年生のときに京都国際マンガ・アニメフェアの出張編集部へ足を運んだ。「せっかくやし持っていってみるか〜」と軽い気持ちで作品を持ち込んだことが、結果的にサンデー編集部との出会いにつながったのである。