土屋伸之さんとのコンビ・ナイツとしての活動に加え、漫才協会会長や「M-1グランプリ」の審査員としても活躍し、お笑いの第一線で活躍し続ける塙宣之さん。そんな塙さんが義父との二世帯暮らしをつづったエッセイ『静夫さんと僕』が約2年の時を経てコミカライズされた。ドラマ化への野望など本作についての話題や、塙さんが考える老後について語ってもらった。

「痛いの痛いの静夫に飛んでけー」いじられキャラの静夫さん
――エッセイ本が漫画化されるにあたり、こだわったところについて教えてください。
【塙宣之】4コマの構成は何度も練りましたね。ちょっとした吹き出しや、「今はこうなっています」といった本音を書く部分は特に考えました。静夫さんが読者に変に思われたくないですし、家族からも「なんだこれ」と思われないよう気遣いつつ、くすっと笑える内容になったと思います。
漫画は、エッセイから引き続き、大好きなイラストレーターのちゃずさんにお願いしました。ほっこりするタッチの絵で気に入っています。

――エッセイをすでに読んでいる人には、漫画版をどう楽しんでほしいですか?
【塙宣之】エッセイだとなかなかイメージが湧きにくいですが、漫画だと、やはりわかりやすくていいなと思いました。義父の静夫さんは奄美大島出身なのですが、ちゃずさんも奄美大島で暮らしていた経験があるんですよ。それでシンパシーもあったのか、漫画化するにあたってスムーズに話が進みましたね。あとは、子どもでも読みやすいですよね。僕の娘たちも、漫画版は読んでくれました。