
Webデザイナーとして働く傍ら、さまざまな職歴を漫画に綴るぷく子(@pukukoOL)さん。エッセイ漫画『ツボネさん』は、役職がないのに絶大な権力を振るう「お局様」と、その取り巻きを描いたリアリティあふれる一作だ。職場の人間関係における「あるある」が凝縮されており、多くの読者が頷く内容となっている。
理不尽な怒りと取り巻きの同調



ぷく子さんが田舎の小さな製造会社で事務をしていたときのこと、わずか3人の部署にお局様が存在した。指示通りに仕事をしても「なんでそれをやっているの!」と怒鳴られ、理由を説明すれば「年長者に口答えするもんじゃない」と封じられる日々。その後ろでは、取り巻きの女性が常に「そうよ、そうよ!」と同調してガヤを入れていた。
毎日小言を聞かされながら3人で昼食を摂る過酷な環境だったが、ぷく子さんはさほどつらくなかったという。前職の接客業で女上司から激しいパワハラの嵐を受けていたため、このお局様程度は「かわいいもの」だと思えるほど免疫がついていたのだ。定年退職の際、お局様本人が「意地悪してごめんね」と謝罪したところを見ると、本人にも自覚はあったようだ。