
睡眠時間を削ってバグと格闘し、休日を返上してまで死守した納期。しかし、限界まで身を粉にして働いた見返りは、「評価基準に満たないため、今期のボーナス支給は見送る」という会社からの残酷な通告だった――。
理不尽な根性論がまかり通る職場に見切りをつけ、退職するまでの軌跡を描いた元アプリ開発者・TOMEさん(@tome_ura)のコミックエッセイが、大きな注目を集めている。



軽い気持ちで始めた連載が現実を変える
当時47歳のシステムエンジニアだったTOMEさんは、体育会系で「気合で問題を解決する」ような社風のネットサービス企業で酷使されていた。多忙な本業の鬱憤を晴らすため、彼はSNS上で『100日後に退職する47歳』というエッセイ漫画の投稿を開始する。当初は「条件の良い転職先が見つかれば辞めようかな」程度の軽い気持ちだったが、予想に反して作品は瞬く間に拡散。たった400人だったフォロワーは、最終的に6万人へと膨れ上がった。