ウォーカープラス

2025年は映画『ブラック・ショーマン』や『平場の月』、ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』や『初恋DOGs』、そして2026年は現在放送中の『冬のなんかさ、春のなんかね』に出演するなど幅広い作品で活躍中の成田凌さん。


虚実入り混じる情報に翻弄される男の物語を描いた映画『#拡散』では、ワクチン接種の翌朝に妻を亡くした主人公・浅岡信治を演じている。


インタビューでは、撮影秘話や役を表現するうえで意識したこと、さらに仕事との向き合い方に対する最近の変化などを語ってくれた。


映画『#拡散』で主演を務めた成田凌 撮影=小嶋淑子


別人のように変貌していく主人公「アップダウンが激しくてあらゆるものを抱えながら生きている人だと捉えて演じていました」


――脚本を読んで出演を即決されたそうですが、本作のどんなところに魅力を感じましたか?


【成田凌】脚本を読んだときに、主人公の浅岡信治の物語は他人ごとではないように感じられて、触られたくないところを触られている感覚になったんです。そこがすごく印象的でした。また、今や誰しもが身近に感じる“拡散”という題材を扱っているので、多くの方に興味を持っていただけるのではないかという予感もありましたね。とにかく港(岳彦)さんの手がけられた脚本がとてもおもしろかったので、即決しました。


――妻を亡くしたあと、別人のように変貌していく浅岡という役をどのように捉えて演じられたのでしょうか?


【成田凌】妻を亡くしたあとの彼は、“生きる気力を失ってしまった人”というか、客観的にそう見えると思うんです。人は“配偶者の死”によってストレス値がものすごく高くなるそうで、きっと浅岡も計り知れないほどのストレスを抱えていたのではないかと。


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