近年はドラマ『海に眠るダイヤモンド』や『続・続・最後から二番目の恋』、映画『六人の嘘つきな大学生』、『ほどなく、お別れです』などの話題作で注目を集めている西垣匠さん。
東宝が展開する才能支援プロジェクト「GEMSTONE Creative Label」による短編映画集の第2弾『GEMNIBUS vol.2』のラインナップの1本である『ソニックビート』では、主人公で高校陸上部員のイサオを演じている。
本インタビューでは、“精神世界”に閉じ込められるという不思議な世界観の本作の撮影エピソードや役柄について、さらに最近おすすめの映画などを語ってくれた。

高校陸上部員の役に挑戦「実は運動が苦手。走るシーンの撮影は少し緊張しました」
――本作の台本を最初に読んだ時の感想をお聞かせいただけますか?
【西垣匠】本作は、主人公が過去の記憶と向き合い、一歩を踏み出す物語なのですが、きっと誰しもがそういった経験をしたことがあるんじゃないかなと思いました。“精神世界”という少しファンタジックな描写がありつつも、メッセージ性のある作品だったので、“どんな映画になるんだろう?”と、撮影がすごく楽しみでした。
――監督を務めた関駿太さんは現在24歳で、西垣さんよりも年下ですよね。
【西垣匠】そうですね。でも24歳とは思えないぐらい落ち着いていらっしゃって、クランクイン初日の監督のどっしりと構えた姿を見て“安心して身を委ねられる”と思いました。演出も丁寧でわかりやすかったです。
――主人公のイサオは陸上競技大会100メートル走予選のスタートラインに立ち、スタートを切ろうとした瞬間に突然“精神世界”に迷い込んでしまいます。イサオという役をどんな風に捉えて演じましたか?