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  • 「女子」と呼ばれることも女になっていく自分の体にも、違和感を感じていた 画像提供:『性別に振り回されたわたしの話』(C)桜木きぬ


    桜木きぬ(@kinumanga)さんは、Web漫画『性別に振り回されたわたしの話~1981年生まれのノンバイナリー~』を執筆している。本作は、男性・女性という二つの性別に囚われない「ノンバイナリー」として生きてきた半生を描いた物語だ。ノンバイナリーとは、性自認が男女の中間であったり、どちらにも当てはまらなかったりと、その在り方はさまざまである。


    押し付けられた女の子という役


    第一話_001 画像提供:『性別に振り回されたわたしの話』(C)桜木きぬ/KADOKAWA第一話_002 画像提供:『性別に振り回されたわたしの話』(C)桜木きぬ/KADOKAWA第一話_003 画像提供:『性別に振り回されたわたしの話』(C)桜木きぬ/KADOKAWA


    1981年生まれの桜木きぬさんが育った時代は、性別による固定観念が今よりもずっと強かった。母親が決めたピンクの服や、祖母が作ったワンピースを着せられることに強い嫌悪感があった桜木きぬさんは、押し付けられた「女の子という役」が嫌になり、ハサミで服を切り刻んだこともあったという。


    小学3年生のとき、限界を感じてジーパンで登校すると、父親から「女の子らしくしろ」と殴られた。それ以来、将来の夢に「お花屋さん」や「かわいいお嫁さん」を挙げ、自分の心を閉ざして嘘をつき続けた。


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