
三ノ輪ブン子(@minowabunko)さんは、ホラーや都市伝説を題材にした漫画を得意とする作家だ。新学期の教室に現れた、恐ろしい形相の怨霊を肩に乗せた儚げな転校生を描く本作は、その鮮烈なビジュアルで読者を惹きつける。
肩に乗る血まみれの怨霊



主人公の螢は、この世ならざる者の姿が見える体質だ。転校生の少女は恐ろしいほどの透明感を持つ美人だが、その肩には上半身が血まみれで下半身がない、女子高生の怨霊が取り憑いていた。
螢が「足のない女子高生の怪異」について考えを巡らせていたとき、平穏な日常を壊す事件が突如として起こる。都市伝説として有名な「テケテケ」を彷彿とさせる怨霊の姿は、見る者に背筋が凍るような恐怖を与える。
緻密な描写と都市伝説の背景
作者の三ノ輪ブン子さんは、本作が海外の漫画アプリに掲載されることを意識し、普段より絵を細かく描き込むことを心がけたという。「海外の方は緻密な絵を好む方が多い気がします」と語り、特に百合作品として女の子を魅力的に見せるため、瞳の描写には細心の注意を払っている。