家庭料理ではもはや定番となっている「塩こうじ」。約15年前に巻き起こった一大ブームを覚えている人も多いはずだ。その塩こうじが今、装いも新たに“世界の常識”へと塗り替えられようとしている。
長野県伊那市に本社を置く味噌・醸造製品メーカーのハナマルキ株式会社(以下、ハナマルキ)が、2026年3月にアメリカ・カリフォルニア州で開催された世界最大級の健康とオーガニックに関する展示会「Natural Products Expo West 2026」に出展。そこで、海外市場をターゲットにした「液体塩こうじ」の劇的なリブランディングを発表し、オーガニック先進国であるアメリカのニーズを捉えた有機認証モデルも披露された。

15年前のブームを経て、日本の伝統は世界の常識へ
日本で広く浸透している塩こうじだが、ハナマルキは独自の圧搾技術により液体化に成功し、日本を含む世界5カ国で製造特許を取得している。この技術革新により、従来の粒状タイプで課題だった焦げ付きやすさや計量の難しさが解消された。