『仮面ライダーエグゼイド』で注目を集め、以降数々のドラマや映画、舞台などに出演している小野塚勇人さん。近年ではグランドミュージカルにも活躍の幅を広げる彼が、2026年3月16日(月)より音楽劇「アカネイロのプレリュード~赤坂の奏~」に出演する。
父の失踪によって、経営が傾いた老舗バーを立て直すために夢半ばで地元に引き戻された主人公・鮎川浩太を演じる小野塚さんに、東京有数の一等地である赤坂を舞台にした本作への思いや役者としての自身について語ってもらった。

俳優として社会のためにできることも意識していきたい
――まず、本作のお話があったときのお気持ちや感じたことについて教えてください。
【小野塚勇人】プロットの段階でお話をいただいたのですが、赤坂という街を題材にしたお話、それを草月ホールという赤坂の伝統ある劇場で上演するということで、地域を活性化させるプロジェクトの一つというところに興味を持ちました。
これまで地方創生に絡めた作品にもいくつか出させていただく中で、その土地の文化や“ならでは”のことを知ることができました。それをエンターテインメントとして伝えていくことって大事なことだな、と感じていたんです。しかもプロジェクトの第1回に参加させていただけるということも、ありがたいことだと思いました。この街の歴史をエンターテインメントでさらにおもしろくして、皆さんに届けられたらなという思いです。

――地域おこしのような社会活動に関心があるんですね。
【小野塚勇人】役者にやれることって、言ってしまえば、娯楽だと思うんです。皆さんの娯楽の中に生きている仕事なんですよね。30代になったこともあり、楽しいとかおもしろそうというだけではなく、役者として社会のためになることもできる人間になっていきたいという思いがありますね。社会貢献とまでいかなくても、実際にある街を作品として見てもらえるのはいい機会だと思いますし、自分にとってもプロジェクトにとってもプラスになればいいなと思います。