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2026年3月6日より全国公開された『しあわせな選択』は、現代社会に生きる誰もが直面し得る“突然の解雇”という現実を、パク・チャヌク監督独自の視点で描いたシニカル・サスペンス。公開前に試写で観た本作の感想を紹介(以下、ネタバレを含みます)。


映画『しあわせな選択』メイン写真 (C)2025 CJ ENM Co., Ltd., MOHO FILM ALL RIGHTS RESERVED


【ストーリー】


製紙会社で25年間、堅実に仕事をしてきたマンス(イ・ビョンホン)は、社交ダンスやテニスが趣味の妻ミリ(ソン・イェジン)、チェロの練習を続ける娘のリウォン、そして息子のシウォンに、リトゥ、シトゥという2匹の犬と郊外の大きな家で“理想的”な人生を送っていた。


「すべてを叶えた」と家族に語っていたマンスだったが、ある日突然、会社から解雇されてしまう。


一家の主として、マンスは3カ月以内に再就職先を見つけることを決意。しかし3カ月後、彼はスーパーマーケットで品出しのアルバイトをしていた。


そして13カ月が経ち、後輩の紹介で製紙会社の面接を受けるも、緊張のあまり失敗。退職金を切り崩す生活が続くマンス一家。


ある日、マンスは右肩上がりの製紙会社に飛び込みで履歴書を持ち込むが、無下に扱われて惨めな姿に。そんな中、マンスは衝撃のアイデアを思い付く。それは 「ライバルがいなくなれば、仕事は手に入る」という恐ろしい考えだった…。


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