
外階段のあるアパートでは、思いがけず隣人の生活が視界に入り込むことがある。そんな環境で起きた友人の実体験をもとに描かれたのが、退屈健(@taikutsu1)さんのホラー漫画「隣のアパートの外階段」である。明確な解決やオチはない。それでもなお、不気味さだけがじわじわと残る、“人の存在”の怖さを描いた1作だ。
外階段に立ち続ける“誰か”に気づいたときの違和感



カーテンを開けたまま生活していると、外階段から部屋の中が見えてしまう構造のアパート。そんな部屋で過ごしていた友人は、あるとき何気ない行動の最中に異変を感じた。逆立ちをしていたことで、外からは足だけが見える奇妙な状態になっていたことに気づき、慌ててカーテンを閉めようとしたその瞬間、外階段に女性が立っているのを目撃するのだ。しかもその女性は、時間が経ってもその場から動かない。「まだいる!?」と違和感が膨らんでいく中で、友人はスマホで撮影しようと窓の隙間からカメラを向ける――。