2026年3月13日、東京ドームシティ内にあるJFAサッカー文化創造拠点「blue-ing!」(東京都文京区)にて、日本のスポーツ界とアウトドア界の新たなスタンダードを予感させるパートナーシップの発表が行われた。キャンプ・アウトドア用品の大手ブランド「コールマン」を展開するニューウェルブランズ・ジャパン合同会社と、公益財団法人日本サッカー協会(JFA)は、2026年1月1日付で「JFAソーシャルバリューパートナー」契約を締結。単なるブランドロゴの露出を目的としたスポンサーシップではなく、双方が持つアセット(強み)を融合させて社会課題の解決を目指す「価値共創」の歩みを本格化させるという。本記事では、このコラボレーションが生まれた背景や、彼らが描く未来のスポーツシーンについて、会見の様子とともにレポートする。

なぜ「コールマン×JFA」なのか?共通する“心のつながり”と新指針「アスパス!」

発表会には、JFAの湯川和之専務理事と、コールマンの中里豊社長が登壇。冒頭、湯川さんが語ったのは、JFAが2023年春から舵を切った新しいパートナーシップの在り方だった。「これまでは、代表戦でのロゴ露出といった『宣伝・広告』を主眼とした支援を多くの企業からいただいてきました。しかし2023年春、新たに『JFA PARTNERSHIP PROJECT for DREAM』を始動させました。そこで私たちが最も重視しているのが、単なる資金援助に留まらず、お互いのアセットを出し合って社会に貢献する『価値共創』という考え方です。今回、親しみを込めて『コールマン』と呼ばせていただきますが、コールマンとのパートナーシップ契約は、まさにこの理念を体現する『ソーシャルバリューパートナー』。つまり、単に名前を出すだけでなく、社会貢献や普及活動を“共に創り、進めていく”対等なパートナーとして歩んでいくものです」