2026年4月3日より全国公開された『OCHI!-オチ-』は、孤独な少女と不思議な生物が言葉を超えて心を通わせていく姿を描いた作品。公開前に試写で観た本作の感想を紹介(以下、ネタバレを含みます)。

【ストーリー】
霧に包まれた村の奥深い森には、大きな瞳と耳を持つ不思議な生き物“オチ”が棲み、人々は何世代にもわたり、その存在を恐れ遠ざけてきた。
愛情深くも、どこか滑稽で軍人気質な父・マキシム(ウィレム・デフォー)に育てられた少女ユーリ(ヘレナ・ツェンゲル)は、伝説の生き物オチを恐れ、狩るよう教えられている。そんな父親に戸惑い、心を閉ざしてしまったユーリは、ある日怪我をした小さなオチを見つけ、密かに家に連れ帰り、傷の手当てをする。
伝承とは違うオチの“本当の姿”を知ったユーリは、ひとりぼっちの幼いオチを家族の元へ返そうと決意し、家から飛び出し冒険の旅に出るのだった。

注目の若手俳優ヘレナ・ツェンゲルと『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のフィン・ウォルフハードが義理の兄妹役で共演!
A24初の本格ファンタジーとなる『OCHI!-オチ-』の監督を務めたのは、グリズリーベアの『Knife』やビョークの『Wanderlust』をはじめとする著名アーティストのミュージックビデオを手掛け、手作業へのこだわりと美学を築いてきた映像作家アイザイア・サクソン。21歳でノースビーチのビデオ屋の店長となったとき、ディレクターズ・ボックスセットを発見し、スパイク・ジョーンズ、ミシェル・ゴンドリー、そしてクリス・カニンガムら映像作家が手掛けたミュージック・ビデオを繰り返し観るようになったという。