
修学旅行の夜、消灯時間後のピロートークで好きな人の話をして盛り上がった経験はないだろうか。伊東さんの創作漫画『ドライなクラスメイト』は、そんな修学旅行の夜に繰り広げられるシュールな恋バナを描き、Xで4万1000件の「いいね」を集めている。「今どきのドライな対応」とは一体どのようなものなのか、作者の伊東さんに制作の裏側を聞いた。


「なあ、好きな人教え合おうぜ」。修学旅行の夜、一人の男子が提案した。普段は口にできないことをさらけ出して盛り上がるはずの楽しい時間だが、クラスメイトたちは照れることなく、意外にもすんなりと好きな人の名前を答えてしまう。
続けて「それぞれどこが好きか教えてくれ。さすがに照れるだろ」と提案するも、「性格」「笑顔」など好きになったポイントを淡々と答えていく。伊東さんは本作について「思春期なのに、恥じらいなくバシバシ好みを答えるのがシュールでおもしろいのではないかと考えた」と語り、テンポ感を大事に制作したという。同じ苗字でも誰かわかるように「佐藤(ゆ)」とするなど、細かな設定も組み込まれている。