
教育係の坪川は、威圧的な態度と強い口調で後輩を追い詰めてしまうタイプの先輩だった。「この資料、何がダメなのかわかる?」と詰め寄り、「頑張るって言葉で努力した気になってるだけだよね?」とさらに畳みかける。謝るしかない後輩は萎縮し、職場の空気も重くなる一方である。そんな“あるある”の職場風景を描いたのが、白梅僚人(@eiichi_manga)さんの漫画「心のおブス絶対殺すマン」だ。
声が出なくなっただけで空気が一変する



坪川は上司から呼び出され、「新人に辞められても困る」と教育係を外される。仕事はできるが、いつしか「できない人」が気になり、「自分がやったほうが早い」と思い込むようになっていた。しかし、自身の言い方がきつく、感情的であるという自覚はなかった。
そんな中、突如現れた魔法少女に「心のブスを退治する」と告げられ、坪川は声を封じられてしまう。やむなく無駄な会話を控える日々を送ると、徐々に職場の空気が柔らいでいく。あれほど張り詰めていた雰囲気が、嘘のように変わっていく展開は痛快そのものだ。