ウォーカープラス
  • 強迫性障害を患うA君 画像提供:ナース専科


    アヤ(@aokitajimaru)さんが描く漫画「握手」は、強迫性障害と向き合う少年の勇気を描いた一作だ。ナース専科にて公開された本作は、実際に看護師から寄せられたエピソードを基にしている。目に見えない不安や恐怖と闘う当事者の心の内を、著者のインタビューとともに紐解く。


    手袋を外した少年の決意


    【ナース漫画】「握手」01 画像提供:ナース専科02 画像提供:ナース専科03 画像提供:ナース専科


    主人公の看護師は、研修中にA君という少年と出会う。彼は強迫性障害を患い、何かに触れたときだけでなく、何も触れていなくても手を洗わずにはいられない状態にあった。ソファに座るときも「直接触りたくなくて」と両手に手袋をはめていた彼だが、看護師との他愛もない会話を通じて少しずつ心を開いていく。


    ローテーション研修の最終日、別れのあいさつをする看護師の前に現れたA君は、右手の手袋を外してこう言った。「最後に…看護師さんにしてほしいことがあって…握手してください」。周囲から見れば何気ない光景だが、不潔恐怖という凄まじい恐怖と闘いながら、彼が自らの意志で手袋を脱ぎ捨てて振り絞った、最大級の勇気ある行動だった。


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