メガネを作るとき、視力測定から完成までの「待ち時間」をどう過ごしているだろうか。近くの店をあてもなくブラブラしたり、スマホの画面を眺めてやり過ごしたり。そんな、少し退屈に感じがちな時間が、上質なくつろぎの時間に変わったとしたら。

メガネ作りでの新しい体験をさせてくれるのが、新宿三丁目の交差点にオープンしたばかりの「JINS新宿店」だ。ブランド誕生25周年を機に誕生した世界最大のフラッグシップストアは、本格的なカフェやアートが併設され、これまでにない体験ができる空間となっている。今回は、オープンしたてで熱気あふれる店舗を隅々まで歩きながら、そこで待っている特別な体験をたっぷり紹介していこう。
焙煎したてのコーヒーでほっと一息。3階「ONCA COFFEE」
お気に入りのフレームを選び、視力測定を終えて新しいレンズを決めたら、迷わず3階へと足を運んでみてほしい。そこには、JINSが手がけるカフェ「ONCA COFFEE(オンカ コーヒー)」の、ゆったりとくつろげる空間が広がっている。

ここで味わえるのは、群馬・前橋のロースタリーで丁寧に焙煎されたこだわりの一杯。使われる焙煎豆は、スタッフが欠点豆を一粒一粒、丁寧に取り除いたものなので、雑味がなく、クリアで優しい味わいに仕上がっている。カップから立ち上る湯気とともに、彼らの温かな手仕事の気配が伝わってくるかのようだ。

数あるメニューの中でも、ぜひ味わいたいのがオープンを記念して作られた「新宿ブレンド(KURO)」。一口含むと、深煎りのコクの中にローズやベリーの華やかな香りがふわりと広がり、まるで赤ワインのような心地よい余韻が残る。新宿という街に似合う、深みのある洗練された大人の味だ。ふとレジ横に並ぶドリップバッグのパッケージに目をやると、ユーモラスな猫のイラストと目が合った。前橋のアーティスト「ぽんちゃん」が描いたこの猫は、どんな街でも自分らしく生きる「自由の象徴」。多様な人々が交差する新宿の街を歩く私たちに、そっと寄り添ってくれるようだ。