2026年4月10日より全国公開された『炎上』は、『WE ARE LITTLE ZOMBIES』を手がけた長久允監督のオリジナル脚本作品。公開前に試写で観た本作の感想を紹介(以下、ネタバレを含みます)。

【ストーリー】
小林樹理恵(森七菜)は、あるカルト宗教の信者の家の子として、妹(新津ちせ)と共に厳しく教育され育つ。姉妹は毎日訪れる辛い日々が消えるよう、そして教育熱心な父(古舘寛治)がいなくなるよう神様にお願いをしてきた。
数年後、願いが叶い突然父親が亡くなる。しかし、父親がいなくなっただけで、母親(松崎ナオ)から教育を受け続ける現実は変わらない。ついに樹理恵は母の目を盗み、妹を残して家を飛び出してしまう。
行き場のない樹理恵のSNSに届いた「あの広場に行くと、この人が助けてくれるよ→@kami」というDMを頼りに向かうと、そこには若者たちがたむろしている広場があった。
そこで「じゅじゅ」という名前をもらい、寝る場所や食べ物、スマホ、そして仕事をもらい、母親の元に置いてきた妹をいつか連れ出して共に暮らすという“夢”をもらった。
そんな彼女が、歌舞伎町に火をつけるまでの150日間の物語。

歌舞伎町に居場所を見つけ、パパ活をして生きる少女役を森七菜が熱演!
監督を務めるのは、短編映画『そうして私たちはプールに金魚を、』(2017年)が第33回サンダンス映画祭ショートフィルム部門のグランプリを日本映画として初受賞し、長編映画デビュー作『WE ARE LITTLE ZOMBIES』(2019年)が第35回サンダンス映画祭で日本映画として初めて審査員特別賞のオリジナリティ賞を受賞した長久允さん。