さまざまな作品で話題を集めるNetflixの独占配信。ここでしか見られない大迫力のアクションやスリル、感動が目白押しだ。今回はそんなNetflix独占配信作品のなかから、ゴールデンウィークに一気見したいおすすめ作品を5つ紹介。特徴と見どころについて解説しよう。
現代社会の不条理に切り込む社会派クライム『九条の大罪』

主人公は、弁護士の九条間人(くじょうたいざ)。半グレやヤクザなど裏社会の人間からの依頼ばかりを引き受ける、いわば“グレー専門”の弁護士だ。九条法律事務所にエリート弁護士・烏丸真司(からすましんじ)がやってきたことで、法とモラルの境界線をめぐる物語が動き出す。
物語は2話完結に近いオムニバス構造で展開される。轢き逃げ、違法薬物、介護施設、AV業界――テーマが切り替わるたびに新鮮な視点で物語に引き込まれる。しかし同時に、刑事・嵐山が追う「10年前のある事件」という縦糸が、各エピソードの裏で静かに走り続けている。エピソード後半では、その縦糸と横糸が一気に絡まり合っていく。
九条を演じるのは柳楽優弥さん、九条の相棒(バディ)となる烏丸を演じるのが、松村北斗さんだ。この凸凹バディを取り巻くキャストもまた豪華。裏社会サイドでは、犯罪者を見守るソーシャルワーカーの薬師前仁美を池田エライザさんが、九条に厄介な依頼を次々と持ち込む半グレのリーダー・壬生憲剛を町田啓太さんが、壬生のボスである伏見組の若頭・京極清志をムロツヨシさんが演じる。壬生と京極の間にある過去の確執は、物語後半の大きな鍵となる。