
連日の長時間残業、相談しても「俺と一緒に頑張ろう」とはぐらかす上司。2026年5月現在、SNSで5万3000以上の「いいね」を集め、働く人々の心を揺さぶっているのが、羽流木はない(@warugi871)さんの漫画『お仕事をがんばる女性の話』だ。
主人公の八田は、誰もいないオフィスでプレゼン資料を作る毎日を送っていた。退職を願い出ても、上司の情に訴える引き止めにあい、身動きが取れなくなってしまう。そんな彼女が選んだ解決策は、あまりに斬新で「その手があったか」と読者を驚かせた。なんと、自分に代わって「辞めさせてくれる存在」として、恐ろしい怨霊を雇ったのだ。
「言い出すのが気まずくて思いついた」。作者が語る、伏線を鮮やかにひっくり返す快感の正体



本作の最大の魅力は、冒頭の「わたしはこの仕事が好きだ」というセリフが、結末で全く異なる意味に変わるロジックにある。作者の羽流木はないさんは、このアイデアを思いついたきっかけについて「自分自身が仕事を辞めたかったとき、言い出すのが気まずくて思いついた」と明かす。