味の素株式会社は、近年の猛暑の激化・長期化による生活者の食行動の変化に着目し、「2026年夏猛暑食トレンド」を発表した。
「2026年夏猛暑食トレンド」は、猛暑環境下における生活者の食ニーズや行動変化を、さまざまなメニューの食卓出現頻度、レシピサイト検索動向、市場動向などをもとに分析し、今夏注目される食トレンドとして発表するものだ。総合食品メーカーとして幅広いカテゴリーの製品を展開する視点から、猛暑時代ならではの新たな食トレンドを予測している。
「2026年夏猛暑食トレンド」として提案するのは、「夏のオン・オフ スイッチメシ」だ。これは、その日の暑さや体調、気分に応じて、調理工程も味わいも軽やかな「オフ飯」と、刺激的で満足感のある「オン飯」を自在に切り替えながら、夏を心地よく乗り切る新しい食スタイル。猛暑下では、「簡便・軽やかさ」と「刺激・満足感」という相反するニーズを、その日の状態に合わせて行き来する、この夏ならではの食行動が広がっていくと分析している。

熱さなし・重さなし・油なし。調理工程も味わいも軽量化する「オフ飯」とは?
■約8割が「夏のキッチンがつらい」。猛暑で進む、夏の調理工程「軽量化」ニーズ
2025年東京では猛暑日日数が観測史上最多の29日を記録し、先月には気象庁が最高気温40度以上の日の名称を「酷暑日」とすることを発表するなど、近年の夏の暑さは日常生活に大きな影響を与えている。こうしたなか、同社が昨夏に実施した調査では、約8割の生活者が「夏のキッチンで料理をするのがつらい」と回答した。夏の調理の優先事項として、「調理時間がかからない(1位・50%)」、「火を極力使わない(2位・36%)」が上位に挙がるなど、猛暑による調理負担の高まりが明らかになった。