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『あぶない刑事』や『ゴールデンカムイ』のような大人気シリーズから『ヤクザと家族 The Family』、『港のひかり』といった人間ドラマを描いた作品まで、あらゆる役柄で魅力を放ってきた舘ひろしさん。


映画『免許返納!?』で主演を務めた舘ひろしさん 撮影=三橋優美子


最新主演作の『免許返納!?』では、スターでありながら悪口を言いまくり、周囲を振り回す人間味あふれるチャーミングな主人公・南条弘を演じている。


インタビューでは、撮影秘話や演じた役柄について、『あぶない刑事』からヒントを得たシーン、さらにお気に入りの映画などを語ってくれた。


自身のコミカルな部分を増幅して挑んだ役柄「“恭サマ”のエッセンスをふんだんに散りばめている」


――本作の台本を読まれたあと、舘さんのアイデアでコミカルな要素を足されたとうかがいました。


【舘ひろし】物語自体はしっかりと練られた台本だったのですが、もう少しコミカルな要素を付け加えたほうがもっとおもしろくなると思ったので、そういったアイデアを出させてもらいました。


――具体的にはどのようなシーンだったのでしょうか?


【舘ひろし】僕が演じる南条弘が、宇崎竜童さん演じる南条のライバル俳優・尾崎に怒って、古希のお祝いに着る紫のちゃんちゃんこを蹴ろうとして転んだあと、西野七瀬さん演じる川奈(南条弘のマネージャー)が「空振り?」っていうシーンはアドリブです。南条の持つユーモアのセンスは、僕自身が恭サマ(柴田恭兵)から影響を受けて蓄積したものが、自然とお芝居に出ている、そういう感覚でしたね。


撮影=三橋優美子


――南条とご自身の共通点はありますか?


【舘ひろし】いつも役作りをするときに、自分自身のコミカルな部分やワイルドな部分、ハードボイルドな部分やハートフルな部分など役柄に合わせたところを引き出して演じているんです。今回の南条は、自分の中のコミカルな部分を増幅していますし、『あぶない刑事』の鷹山だったらハードボイルドの部分や暴力的な部分を誇張して演じていました。なので、どんな役柄も自分との共通点があるのではないかなと、そんな風に思います。


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