大阪市此花区に位置する人工島・舞洲にあるごみ焼却場「大阪広域環境施設組合 舞洲工場」(以下、舞洲工場)。大阪で暮らす人々が出すごみを焼却・破砕・リサイクルするいわゆる“ごみ処理場”なのだが、最大の特徴は、思わず二度見してしまうなんとも不思議な建築デザインだ。建築に興味がある人なら、名前くらいは知っているのではないだろうか。
芸術家のフリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサーさんが、“技術・エコロジー・芸術の融合”をコンセプトにデザインしたという同施設。実はほとんど毎日見学が行われており、予約すれば誰でも中に入ることができる。
今回は、前々から同施設に注目していたウォーカープラス編集部員が見学へ。その実態をレポートする。
思わず目を見張るテーマパークのような建築
「舞洲工場」がある此花区は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンや、大阪・関西万博の会場だった夢洲などがあり、関西圏以外の人にとってもおなじみの場所。もしかしたらその道中などに「舞洲工場」を見つけて、「なんだあれは」と思った人もいるかもしれない。
地下鉄とバスを乗り継いで工場の前に到着した編集部員は、正直なところ「ちょっと怖い」と思った。舞洲には高層ビルがなく空が開けているため、その大きさと奇抜さに圧倒されやすい。特に印象的なのが、遠くからでも目に入るキノコのような形の長細い建物。これが、のちに「煙突」だと発覚する。