
暴力や経済的理由だけでなく、自分の考えを子どもに押し付けコントロールする「支配型」の毒親が存在する。「あなたのためを思って」という言葉とともに、服や習い事、進学先、果ては容姿や交友関係にまで干渉してくるのだ。
「友人の親子関係との違いに気づき、初めて違和感を覚えた」と語るグラハム子さんに、自伝『母の支配から自由になりたい』出版にあたり、本作を書き上げるまでの思いを聞いた。



※本作は著者の闘病体験を描いたコミックエッセイです。紹介している病状や治療の経過には個人差があり、医学的な見解を代弁するものではありません。気がかりな症状がある場合は、必ず専門の医療機関にご相談ください。
15歳で強要された整形と「あなたのため」という支配
グラハム子さんの父親は単身赴任で不在がちで、母親は相談できる相手がいなかったのだろう。「あなたには似合わない」「こっちがよい」と、常に母の意に沿う選択を強いられ、結果を出すと褒められて育った。「母は自分のために言ってくれている」と信じ、思いをくんで従う日々だった。