モラルハラスメントは、暴言や人格否定などによって相手を精神的に追い詰める行為であり、家庭や職場など身近な場所でも問題視されている。そんな「モラ夫」に苦しむ妻たちが人生を取り戻していくオムニバス漫画『モラ夫解体屋 その夫、本当に必要ですか?』について、シナリオを手掛ける、かうち(@kauchi_writer)さんに制作のこだわりや印象深いエピソードを聞いた。
共感と爽快感を両立する物語
かうちさんは、本作では誰の日常にも潜むハラスメントを、わかりやすく印象的に描くことを意識しているという。モラハラは外から見ると「それくらい」と受け止められてしまう場合もあるが、積み重なれば心に深い傷を残すものだ。
そのため、ヒロインの苦しさに共感できる一方で、最後にはしっかりとした爽快感が残る展開を大切にしている。「読者にとって、何かの警鐘にもなればと思っています」と思いを語った。