電車やバスでの移動時間など、スマホで手軽に漫画を読んでみてはいかがだろうか。今回は、的野アンジ(@matonotoma)さんの漫画『僕が死ぬだけの百物語』(小学館)内の一篇「カカシ村」を紹介する。本作は「少年サンデーS(スーパー)」および「サンデーうぇぶり」で連載された全10巻のホラーオムニバス漫画だ。その第5巻に収録されたエピソード「カカシ村」は、“日本一のカカシ村”と呼ばれる農村を舞台に、少年が遭遇する恐怖を描く。
増え続ける精巧なカカシの謎
少年の住む村が“日本一のカカシ村”と呼ばれているのは、村おこしや伝統が理由ではない。誰も知らない間に、精巧な顔のカカシが村に増え続けているからだ。ある日、片付けの現場に出くわした少年は、カカシを運ぶのを手伝う。カカシが現れ始めた時期について尋ねてみたものの、周囲の大人も「この機会に調べてみようかね」と言うばかりで、出所などはっきりとしたことはわからなかった。