自治会のなかにある子ども会は、子どものためにあるとはいえ親の負担が大きいもの。新庄アキラ(@shinjo_akira)さんの『子ども会の役員が再び回ってきた話』は、まさかの2度目の役員を経験することになったリアルな苦労を描き、注目を集めている。本作の見どころや、作者が込めた思いについて詳しく話を聞いた。
突然の爆弾発言とまさかの会長決定
次年度の役員決めの日。6年生メンバー5人のうち4人はすでに経験者であり、未経験の三浦さんが「今度は会長かな」と誰もが思っていた。しかし、その空気を裏切り、三浦さんは「来年度は学校のPTA役員をやるので、できません」と爆弾発言を投下する。規定によりPTA役員は子ども会役員を免除されるため、残された4人は絶句してしまう。
誰も「自分がやる」とは言わず、気まずい沈黙のなかで気づけば3時間経過。あみだくじの結果、破天荒キャラの松子さんが会長に決定し、新庄さんは会計、残る2人が副会長と書記を担当することになった。簡単に一年間をやり過ごしたいと考えていた新庄さんだったが、松子会長は年間行事計画の段階から「子ども会を盛り上げていく!!」とやる気満々。月に1回の企画開催が決定し、予想を大きく上回る負担がのしかかることになった。