続きを楽しみに待つ読者が後を絶たない話題のミステリー漫画がある。SNSで連載中の「犯人を予想する漫画『仮門』」だ。「誰が犯人なのか、候補が出てきすぎてわからない」「人物関係がすごくて何回も読み返しちゃう」など、コメント欄には絶賛の声が並ぶ。
作者は、2023年2月に「第2回 朝日ホラーコミック大賞」のマンガ部門で大賞を受賞した経歴を持つ鳩ヶ森(@hatogamori)さん。今回、本作に込めた思いを聞いた。
「女なんて産んで…」嫌味な姑の言葉に隠された“共闘”の決意
今回紹介する第9話で印象的なのは、亡くなった義母から生前に言われた「女なんて産んで…」という言葉の本当の意味が描かれている点だ。このシーンについて、鳩ヶ森さんは女性ならではの連帯を描きたかったと語る。
「ほとんどの女性は『なんで女に生まれちゃったんだろ』と、おそらく一度は思ったことがあると思うのです。生理痛で寝込んでいるときや、女性という理由で軽んじられたときなど……。嫁と姑という関係であるこの2人もそういう感情を共有できる『女どうし』であり、そのあたりの絆のようなものを描きたくてこのシーンを入れました」