「虫歯になるほど甘い」「もう定期検診にして毎週行け」とSNSのコメント欄をにぎわせた作品が、杏乃(@sakana32929)さんの『歯医者のお姉さんが気になる』だ。大の大人なのに歯医者が苦手で、削る音や血の量、待合室の子供の泣き声すら怖い主人公。しかし、そんな彼にも歯医者に通う楽しみがあった。今回は、小学館の「新人コミック大賞」佳作でデビューし、現在2本の連載を抱える杏乃さんに本作について話を聞いた。
苦手な歯医者とヒロインを描くこだわり
杏乃さんに作品で力を入れて描いたところを聞くと、お姉さんをかわいく描くことだと答えてくれた。マスクをしていると美化されるが、外したときもそのままかわいくあってほしいと思いながら描いたという。一方、歯医者が苦手な主人公の青年を描く際には、杏乃さん自身も歯医者に行くのがすごく苦手であるため、その感じが伝わればよいと思いながら描いたそうだ。