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山形県の山寺(立石寺)といえば、松尾芭蕉が「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」と詠んだことでも知られる名刹。1015段の石段を登った先にある五大堂からの眺めは、東北屈指の絶景と称されている。ただ、あの石段は楽しみであると同時にハードルともなり得るもの。足腰に不安がある家族とは行きづらい、雨の日は断念するしかない――そんな声も少なくなかった。


2026年10月1日(木)、山寺の対岸にオープンする「山寺ギャラリア(Yamadera Galleria)」は、山寺の精神文化を映像・音・光・香りで体験できる完全屋内の施設だ。石段を登らなくても、山寺の空気に触れられる場所となる。


デジタル技術による“NEO水墨画”で、山寺の風景を巨大映像として描き出す「Flow」


もとは美術館だった建物を、体験型アート施設に


「山寺ギャラリア」のロゴ


施設があるのは、山寺の堂塔群を一望できる高台。かつてヨーロッパ絵画を展示していた「山寺後藤美術館」(2021年閉館)を、蔵王温泉を拠点に16の宿泊施設を運営する「名湯一門 高見屋」が取得し、改修したものだ。


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