ウォーカープラス

空気階段としてコントで独自の世界を築き、近年は俳優としても存在感を放つ水川かたまりさんが、今秋上演の舞台『春よ来い、マジで来い』で初舞台・初主演に挑む。本作は、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』の脚本を手がけた足立紳さんの青春小説を、マギーさんの脚本・演出で舞台化する物語だ。脚本家を目指す主人公と自身の20代を重ねるかたまりさんに、舞台主演という新たな挑戦への思いや、何者にもなれずにもがいていた日々について聞いた。


初舞台で初主演を務める水川かたまりさん


“どこか愛される役柄”のアプローチはコントと違った新しい挑戦


――オファーを聞いたときの感想から教えてください。


【水川かたまり】マネージャーがすごくかしこまった感じで入ってきたので、「仕事で、ものすごいミスをしたのかな」とビクビクしていたんです。何か大変なことになったのかと思っていたら、「主演舞台の話が来ました」と告げられて…まずは安心したのを覚えています。大ミスをしたかもしれないと怯えていた分、よりうれしかったですね。


――舞台で主演をやってみたいという気持ちは、以前からあったのでしょうか?


【水川かたまり】「やりたい」以前に、舞台の主演なんて僕の人生には関係のないものだと思っていたので、びっくりしました。映画に出演したときもそうですが、自分でやりたいと思ってどうにかなるものではないので、オファーをいただくたびに驚いています。



――かもめんたるなど、コントから演劇へ活動の場を増やす芸人もいますが、かたまりさんはもともと演劇に興味はありましたか?


【水川かたまり】「劇団かもめんたる」の公演は毎回観ていますが、僕にとって舞台は観るものという感覚でした。もし自分が演劇に出るとしても、芸人がたくさん出演する、お笑いと演劇の中間のような作品ならあるのかなと思っていたくらいで。でも、今回のような大きな劇場での演劇作品に自分が出ることは、全く想定していなかったです。


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