部署移動してきた日「南朝子ですぅ~。よろしくお願いしますぅ~」と、語尾が甘~い挨拶をした、南朝子。見た目のかわいさと甘えたような口調は、男性ウケがよかった。そんな南さんは「ミナ…ドジだからぁ」と、自分のことを名前呼び(しかも南のミナ)し、自分のミスを男性社員にフォローしてもらうばかり。甘え上手で男性にウケがいいが、女子からは「ああいう子が好かれる」と敬遠される。しかし、今回紹介する天海杏菜(@kyuimuni)さんの「南さんはあざといい子」は、本当は憎めない、いい子だった――。
あざとい女子に見えるが実はまっすぐないい子
一見すると、ミスを連発して周囲に助けてもらう「あざとい子」に見える南さん。しかし、本作「南さんはあざといい子」を読み進めると、その印象は少しずつ変わっていく。部署異動してきた南さんは、資料を消してしまったり、仕事でミスを重ねたりと、教育係の清川を困らせてばかり。さらに「ミナのお向かいどぉぞ♡」「最近炭酸水だけなんですぅ」といった言葉も、見る人によってはマウントに感じられる。ところが、その言動の裏側には、まっすぐで人の言葉を素直に受け止める一面が隠されていた。