ウォーカープラス

毎日弁当注文のやりとりをするようになった、田嶋とあかり。 画像提供:コマkoma(@watagashi4)


ひとり暮らしで料理をしない田嶋にとって、個人経営のスーパー「ひまわり」の手作り弁当は、毎日の楽しみだった。中でも手作りコロッケにはすっかり胃袋をつかまれ、「毎日でも食いたい」と思うほど。その弁当をきっかけに、顔も名前も知らない惣菜部のあかりと電話でつながっていく。会ったことすらない2人の距離が、少しずつ縮まっていく恋物語「家族経営のスーパーの女の子と近くの工事現場のお兄ちゃんの話」を紹介する。


胃袋をつかんだのは、顔も知らないあの子


スーパーひまわりの弁当は2つ食べてしまうくらい好み 画像提供:コマkoma(@watagashi4)


「ここの食べたら他の弁当を食べられなくなる」と同僚に話すとみんなも食べたいと弁当担当になる 画像提供:コマkoma(@watagashi4)


毎日決まった数しか作っていないお弁当が売り切れるようになり、大量の個数は別注することになる 画像提供:コマkoma(@watagashi4)


工事現場で働く田嶋は、スーパー「ひまわり」の弁当に夢中だった。そのおいしさを同僚に話したところ、いつしか同僚たちの分までまとめて買うように。すると今度は、昼用に準備していた弁当が足りなくなるという事態が起きてしまう。


そこで、必要な個数を前日の18時以降に注文してほしいと、惣菜部で働く妹・あかりの電話番号を教えられた田嶋。ここから、2人の毎日の電話が始まる。田嶋は「毎日でも食いたい」と弁当を絶賛し、あかりは「次はどんな具にする?」と田嶋の好みを聞く。話しているのは弁当のことばかり……のはずなのに、電話を切ったあと、なぜか少し元気になっている。いつしか2人にとって、そのやり取りは日々の活力になっていった。


  • 続きを読む