ウォーカープラス
  • 新しいチャレンジで壁にぶつかったとき、失敗を恐れて諦めてしまう子と、「やってみよう!」と試行錯誤を楽しめる子。その差は一体どこにあるのだろうか。


    中学受験専門塾「伸学会」代表の菊池洋匡さんは、「失敗を恐れず挑戦する姿勢を育むには、予備知識を楽しく学べる『学習まんが』を活用するのが効果的だ」と語る。


    今回は、菊池さんもおすすめする『角川まんが学習シリーズ+ ねこシェフが教える はじめての料理』をご紹介。作中のメッセージがどのように子どもの挑戦心を育み、学びのベースにつながるのか、親の関わり方とともに解説していただいた。


    ※本記事は2026年8月12日にKADOKAWAの児童書ポータルサイト「ヨメルバ」に掲載された記事を転載し、編集したものです。


    近年の中学入試では「体験」が問われる


    突然ですが、みなさんは「ピーマンの種」がどこについているかご存知ですか? ピーマンの種は、指でヘタを内側に押し込むと一度に取り除くことができます。つまりピーマンの種は、ヘタの裏側に集まっているわけです。


    実はこれは、都内のトップクラス男子中学校の理科入試に出された問題です。4つのイラストの中から正しいピーマンの断面図を選ぶ問題で、東京女子御三家の学校などの他校でもトマトやキャベツの断面図や、米3合を炊くと何グラムのご飯が炊けるかを問うような問題が出題されています。近年の中学入試では、生活に根ざした問題が増えているのです。


      写真撮影・鈴木 正美


    子ども自身が野菜を切ったり、米を炊いたりした経験があれば、正解がイメージしやすく、その子にとっては有利な問題になります。しかし、料理の経験が全くない子どもにとっては難問です。さまざまな野菜の断面を暗記するのは労力がかかりますし、料理の基礎知識は幅広いため、一度覚えても表面的な記憶はあっという間に薄れてしまいます。こうした体験の有無によって、点差が開く場合もあるのです。


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