「おーい、そこの君!」突然止まった車の運転席から、見知らぬ男性が声をかけてきた。車内には妻らしき女性と子どもの姿もあり、男は「急にごめんね。ちょっと頼みがあるんだ」と話し始める。しかし、この一家の正体は巧妙な“ガソリン代詐欺”の常習者だった。子ども連れという安心感を利用し、「旅行中でガソリンがなくなりそう」「カードが使えない」などと困っている様子を見せながら、最後には“おいしい話”を持ちかけてくるのだ。アメリカ・ロサンゼルス在住で、アクターや日英両方の声優として活動する漫画家・kasutera(@kasutera5)さんが実際に遭遇した、油断ならない詐欺の数々を聞いた。
子ども連れでも信用できない!?“困っている家族”の正体
対応に困っていたkasuteraさんのもとへ、アメリカで親しくしている友人2人が到着。事情を聞いた友人は、すぐに「あれはああいう詐欺だ」と見抜いた。「うますぎる話はまず疑えよ」と冷静に忠告する友人がいる一方、もう1人は詐欺師を前に激怒。ケンカを始めるほどだったという。