ある日、地球に神の裁きが下った——。その日を境に、人類はすべて「幼女」の姿へと変わってしまう。もちろん、それまでおじさんと呼ばれていた人たちも例外ではない。そんな無茶苦茶すぎる世界を描いたのが、新田せん(@nittasen)さんの「みんな幼女になった世界」だ。会社員として働きながら漫画家として活動する新田さんが、身近な職場の光景から生み出した異色のコメディを紹介する。
見た目は幼女、中身は元おじさん
物語の舞台は、とある工場の製造課。主人公の元尾路(もとおじ)さんも、現在はかわいらしい幼女の姿をしている。しかし中身までかわいくなったわけではない。「そういうシュミの奴にはたまらん世界だろーが…」とぼやきながら、今日も憂鬱そうに職場へ向かう。
周囲で働く仲間たちも同じく幼女化しているが、元の姿を知っているだけに、そのかわいらしい見た目を素直に受け入れることができない。かわいいのに、かわいいと思いたくない。そんな複雑すぎる感情が、工場の日常をじわじわとカオスにしていく。